失敗しました

(T_T)











めっさ怖かったんですよおおおおおおおおお本当に






PTAとCAPで失敗しました。


コレは失敗レポートです


私の常識とPTAの常識に


ずれがありました。







 CAP =キャップ 子供向けの暴力防止と人権教育のワークショップ

都内で公費を使って公立小学校の中で実施しているのは、
葛飾区、狛江市、多摩市、武蔵野市
05年度から品川区、目黒区も公立小学校で公費で実施。
PTAや児童館や市民講座CAPを企画している地域もある。
全国にCAPワークショップの出来るNPO団体等は約130くらい。


−  プロローグ −


発端 うらやましいぞ E小
 私の子どもの通うA小ではPTAではCAPは今のところ企画される予定がない。過去に単発で2回実施されたにとどまる。
 が、同じ市内の公立小のE小は、PTAの予算で’01年にCAP大人目向け講座を実施し、’02年から大人向け講座+小学3年にクラス単位で放課後に実施している。3年生は自由参加だが、ほぼ全員が参加するようでいて、やはり5時間授業の日の放課後に実施するため、塾などに行き参加しない(できない)児童も数名いるとか。
 E小PTAとしては、学校に授業時間枠内にCAPが実施されるよう働きかけ、市のほうにも市議会事務局を通して全市議さんにCAPのお知らせ(大人向け講座の)をポスティングし、CAPのための公費を組むよう市に働きかけているという。

 ウチとは雲泥の差。もちろん、今やCAPに限らずいろんな面で、「公教育だからどこ(の学校)も同じだろう。大差なかろう。」などと莫迦なことは言ってられないのが現実。しかし実際のところ、公立小に子を通わせる親で、学校により違い(差)があると知っている親は少数派だろう。

 ウチのPTAでは、文化部の企画で5年前にCAP大人向け講座と4年前にCAP大人向け講座+希望者のみの子ども向け講座(参加するのは希望者のみに限られることから、参加者から若干の参加費をいただいた。)を行った。以降、実施されない。その後の文化部の企画は、消防署の方を招いて実施してもらうCPR(救急蘇生法)の講座やお料理教室。)
 A小では、学校が警察署の防犯課に依頼して、昨年度から無料のセーフティ教室(防犯教室)が、学校の体育館で 年に一度実施されることになったが、CAPを知らない人には、CAPと防犯教室はどこが違うかもわからないし、なんでCAPでは子どもだけでなく、大人向けの講座も開かなければならないの?わざわざ有料(NPO法人のCAPグループに対価を払うのは当たり前。)のCAPに依頼するのか、CAPを知らない人にはわからない。

 年間PTA予算も、児童数の多いE小は122万円。これに対してA小は88万円という違い。
PTA予算の多寡で、同じ市内の公立小なのに、小学生の間に一度はクラス単位で受けてほしい(と私が思っている)権利教育であるCAPが受けられる学校と受けられない学校がある。ウチは後者の学校だ。

 A小のPTA文化部が単発でCAPを企画したのに対して、E小では本部役員による企画で、毎年CAPを小3のクラス単位で開くのが恒例になっている。
 かつて、育児ローカル誌を一緒に作った友達の子どもがE小に行ったので、友達からE小のCAP実施恒例化を知り、私はE小がうらやましかった。



CAPについては、自治体で予算を組んで実施しているところ、PTAでPTA予算の中から実施しているところなど地域差がある。
■自治体で予算を組んでいるところ
 葛飾区公式サイトによるCAPの紹介
■PTA企画で予算を組んでいるところ
つくば市立 並木小PTAより
PTA運営委員会だより No.207 ’03年の6月のお知らせ
「一般報告」で
「4. CAP(文化委員会)
「嫌なものを否といい、危険から逃れるため自分で声を出す、第三者に相談し自分の身を守る。そんな手段を教わるためのCAPが始まって5年程になる。お金も時間もかかるが、それに見合うだけの有意義な活動である。今後も毎年継続的に行うことを、文化委員、学校・PTAで確認した。」
  ... 感動しました。





すいません、私はCAPオタです

 私は「自分の子どもにCAPを受けさせたい」というより、「自分が子どものときにCAPを受けたかった」という気持ちからCAPを応援している。初めてCAPを見たときは「どうして自分が子どもの時にCAPがなかったんだろう」と口惜しさで地団駄を踏んだ。そういう「自分の中の『子ども』」を満足させたかったので、数年前に市内で友達とCAPの種を蒔いた。

’98年7月にここ、某市で初めてCAPを企画したのは私。
「CAP大人向け講座+子ども(低学年)ワークショップ+子ども(高学年)ワークショップ」を育児サークルのグループで、市民自主企画講座で実施した。(自分達は実行委員会の側で、CAPはもちろんCAPのグループが実施。)これを毎年7月に4年連続で実施。市民グループが企画で公民館が主催で教育委員会が後援という形だったので、CAPのお知らせを公民館を三角に囲んでいる位置にあるC小、D小、G小には、98年、99年,00年,01年の毎年6月に教育委員会を通じて全校児童に配布したこともある。もちろん公共施設にチラシをおいたり、市報で広報も行った。

(手前味噌ともいえるけど)公民館でのCAPの講座に参加された保護者の間でCAPの知名度がupし、CAPの内容を知る人も増え、PTAでも企画しようという話が出された小学校があり、実際にPTAで企画した学校がいくつかあり、E小では、これは本部役員による企画担当で毎年3年生全クラスに実施していくという方針が出され、恒例化したというわけで。
(公民館でのCAPを一緒に企画した友達が、E小のPTA役員になってCAPをプッシュしたり等)
 もちろん、マスコミでCAPが取り上げられるようになった影響は大きいが、市民講座に参加された人の間での百聞は一見に如かずの効果を、企画した側として自負している。

 実際に公民館でのCAPに参加された方々から「CAPは学校でぜひ、実施されるべきだ。学校に働きかけたい。」という感想を多数いただいている。私達の育児サークルの蒔いたCAPの種がめぐりめぐってE小で実った、良かった、という気持ちはある。
 CAPがどこの公立小でも子どもが在籍中に1回は受けられるシステムになってほしい。

 小学校のPTAも地域や年度により、カラーが異なる。
 C小のPTAでは、一部の学年の企画として単発でCAPを実施したにとどまったそうだ。
また、ある市内の小学校のPTAでは子供向けの行事を、CAPにするか、マジックショーにするかで、採決を取り、マジックショーに決まったという。

A小は市の北の端にあり、市の中央にある公民館は遠すぎた。


− CAPオタのKが一体何を失敗したのか、本文を読む? −

(05,06,12)

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