青少協れぽーと

≡その8≡ 地区の理事長とCAP

memo 葛飾区の公式サイトによるCAPの紹介ページ



↑以前、よそのサイトに贈ったpic




[CAPに関心のない理事の長]
 予想外の「2〜3年の任期」にダメージを受けたものの、私は気を取り直し、他の自治体では青少協がCAPの企画や担当をしているところもあるので、CAPの大人向けの講座を企画できないかと、試しに働きかけてみようと思った。(これも一つのチャンスだと、前向きにポジティブ・シンキング。)

 ヒガシ中地区の理事長を何十年来と務めているA氏に、CAPについて説明した上で、CAPの資料(CAPについての新聞の記事のコピー類を封筒に入れたもので厚さ1センチほど)を渡した。

  後日の理事会で、私と理事長の会話。
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私   「先日渡したCAPの資料は読まれましたか」
理事長 「忙しくて読んでいない」

私   「じゃあ、他の人に資料を見せたいので、返してください」
理事長 「どこにしまったか忘れた。」
......

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その後2年間、私が青少協役員を辞めるまで、いえ、今も、CAPの資料は帰ってきません。(ほとんどコピーだからよかったものの、有料のパンフレットも 一部入っていたのに...)
理事会でお会いするたびに「資料、見つかりましたか?」と聞いたのですが、いつまでたっても「さがしているけど見つからない」でした。
そして05年5月のA小のPTA総会に招かれた理事長にお会いしたとき、再び伺った私に理事長は「あー...そういえば、どこにしまったのかなあ...」でした。
 さがす気がないのでございますよ。

決して私と理事長が個人的に仲が悪いとか、理事長に意地悪をされているというのではなく、理事長は私から「CAPの資料は見つかりましたか」と、聞かれたときだけ、それを思い出して頭をかくという好々爺でした。

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「青少協の理事長さんなら、少しはCAPに関心があるかな」と期待した自分が間違っていました。最初に理事長にCAPについて話をした際、理事長は「あれは自分たちがCAPの講演を聞いて、あとで自分たちで教室を開いて子どもに教えなければいけないんだろう?そんな大変なことはできない」と、CAPについて誤解した返答をされました。
  「それなら」と、CAPの資料を渡した自分がとことん甘かった。
ご年配の理事長は見たことのないCAPに関心がないんです。他の近隣の自治体では青少協がCAPの企画や実行委員をまかされているところもあるのに、東京都某市の青少協の御年配の理事長はCAPに関心はないのです。なにごとも理事長の一声で決まっていきます。青少協の年間予算案の中の「青少年の非行防止事業」の欄は「ペットボトルロケットの催し」です。

「ペットボトルでロケットをとばす催しが青少年の非行防止につながるかどうかはともかく、前例のないことや、いままでと違ったことはやりたくない、企画したくない、関心のない教育関係者や保護者は本当に多いのでした

市のP連からも、01、02年、市へ自治体の公費で小学校でのCAPの実施をしてほしいと要望を出しているのに、(都内では 葛飾区と武蔵野市と多摩市と狛江市などが公費で実施してる。また、PTAの予算と企画で実施しているところもあるのに。)

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理事長氏は数十年前に、ここの市から近隣市に転居しているという。なんでわざわざ遠いところを通ってくるのかというと、「理事長の後任が見つからないので、ずっと理事長を降りられないらしい」といった話も伝え聞く。いや、実際は後任をさがそうという気は見られない。
夫に言わせると、「たぶん、ある意味、『老人の生きがいを奪ってはいけない』と皆思うから、やめさせようとしないんだろう」。当たっているような気が...。

 青少協の予算書の「青少年の非行防止のための事業」の項目は「ペットボトルロケットの打ち上げ」...。そうか、青少協=地域のレクリエーション実行委員会だと考えれば合点がいくのだ。

勝手に期待しすぎない方がいい、という学習をさせていただきました。



その9

(05,06,03)

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