情けない話
です
− Kが上の子に見限られた日 −

  ( k=受験生のバカ親にして自身の母親の呪縛の解けない馬鹿娘でもあった・・・ )





読みます?





いいんですね?





ほんとにいいんですね?(>しつこい)





受験生のバカ母

2006/3/4  3月1日の記録
上の子が公立高校受験の合格発表日

8時半に上の子が家を出る。
9時に合格発表なので、私が家にいる9時半までに結果を家に電話出来るようだったら入れる、ということになっていた。

こういうとき、子どもが携帯電話を持っていれば、すぐ家に電話して何の問題も起きなかったはずだ。
今は公衆電話がなかなか見つからないし、合格していた時は校内で制服の注文もしなければならないというので9時半までに電話がかかってくるのは無理だろうと思っていた。


 私はPTAの役員会があるので9時半に家を出るつもりだった。ちょうどそこへ、夫が勤務明けで帰ってきた。「お茶入れてくれる?」ということで私は家を出そこなった。
 役員会は他の役員も出席するし、会長が折れて問題はなくなったので、私は遅刻させてもらおうと思った、(注/今まで20余回の検討委員会は私はほとんど無欠席できた。そのとき欠席の連絡を入れようと、10時に電話を入れた役員さんは皆、ケータイがつながらないか、「私も欠席しているのよ」という話だった。
 役員側の人たちは9人中、伊勢さん以外、皆欠席だった。(ひでぇ話)
 (伊勢さんのケータイは故障で着信が不可だったことを後日知った。)
 
 どうしようか迷いながら、それでも心配になって子どもの結果の電話まち。

 この間に私の妄想大爆発。

 上の子が落ちたら。
 怒られる。
 私の母親に。
  「おまえがしっかりしていないから」

 一週間前に、私の母親から電話が来て、上の子が滑り止めを一校も受けていないことを知って激怒させたばかりだった。
 私は上の子の進学には関わらないことにしていた。私が関わるとかえって子どもの重圧にしかならないので全部夫任せ、という夫と私の子どもの三者間の約束が成立していた。
 しかしそんな理屈は私の母親には通じない。

 怒られる 怒られる 怒られる
 上の子が一校しか受けなかった公立高校に落ちていたら、私が怒られる。
 「おまえがしっかりしていないから」「みっともない」「なさけない」
 よみがえる数々のトラウマ。頭では馬鹿らしいことがとわかっていても、記憶が反応してどうしようもない状態になる。
 「電話が来ない。どうしよう、どうしよう、どうしよう」とうろたえ、泣きはらす妻とあきれる夫。
 12時に上の子が帰ってきたときは、私は玄関に転がりでて聞いた。
 受かっていた。
 よかった。これで怒られない。なじられないで済む。

 私は自分の保身が成ったことに嬉し泣きした。


 自分が上の子にますます「見限られた母親」になったのは言うまでもない


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