校長が小学校の過去の卒業制作の絵を塗りつぶした話 (その3 )

[新聞のローカル面の掲載記事]
 05年 4月某日(中旬) M新聞の 某地方版に小さく掲載された関連記事
見出し
「卒業制作物」市立A小「塗りなおし」契機に
取り扱いルール作成へ
(某)市教育委員会 届出義務付け検討
内容
 某市立○○町の市立第A小学校(△△校長)がプールと跳び箱に描かれた卒業制作の絵を塗りなおしていた問題で、同市教育委員会は◇日、「今後も起こりうる問題だ」として、卒業制作物の取り扱いについて一定のルールを作成する方針を決めた。
 同市教育委員会によると、△△校長が市教委に対し、教職員から塗りなおしの了承を得たことや絵の写真を撮り、校歴資料室で展示することを報告したのは今月上旬で、塗り直しについては事前に報告していなかった。
 学校施設そのものの管理は市教委が担っているため、市内の卒業制作物の取り扱いには市教委の一定の関与が必要になると判断したという。
学校側が過去の卒業制作に手を加えたり、新たに児童が学校の施設・備品に卒業制作物を残す場合、市教委に事前に届け出て承認を得ることを義務づける方向で検討していく。
 今後、小中学校の定例校長会などで意見を聞きながら、ルールの作成作業を進める。
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 卒業絵を塗りつぶしたことを非難する記事ではないが、校長の判断で勝手に卒業絵を塗りつぶすことが今後もおきると問題なので、市の教育委員会で制作物の届出とルールづくりを進めますという内容だ。たいていの保護者はM新聞のこんな小さな記事は見落とすだろう。私も知らなかった。

 話の順序が逆になってしまったが、前のファイルに学校から配られた卒業絵に対する学校側の見解を載せた「お知らせ」について書いたが、その「お知らせ」には、「塗装を施した」ことを批判する新聞記事があったので、ついてはそれに抗議するという旨も書かれていたので、(実際に校長は新聞社の支局に抗議に行ったそうだ)、私はてっきり共産党の新聞にでも(失礼)、悪く書かれたのだろうと想像していた。

 しかし、PTA役員の打ち合わせのときに新聞記事を読んだ役員さんに聞いてみると「新聞には何もおかしなことは書かれていない。校長先生はいったい何を言いたいのだろう」と言っていたので、図書館に足を運び、件の記事を見つけてきた次第。私もその役員の方の意見に同感。
(市の図書館には、その日から1年前の日付までの新聞が保管されているので、1年以内の新聞なら受付で「○月○日の何新聞を」と申し込めば書庫からさがしてきてくれる。 <(_ _)> )



 校長先生は春休みの前に教職員に対して説明してから塗装を施したというが、「それならなぜ、他の先生方は反対をしなかったのか」という疑問に対する答
卒業式の形式
 校長に反対意見を具申するような教職員は、校長先生が着任した3年前以降、どんどん他の学校に移動させられてしまったから、と、推測される。
というのは...

A小の卒業式は今の校長が赴任するまでフロア形式だった。対面式とも云い、上図のように6年生と保護者が向かい合い、その間に植木鉢の花道をつくり、教職員をコの字の縦の部分に座るという形で、
一般的な壇上で日の丸を背景に卒業証書を授与する形式ではなかったんですよ、はい。

 体育館で、フロア(床)に皆同じ頭の高さで対面ですよ。親にとっては児童が卒業証書を受け取るところを側面から見れるし(普通の卒業式は証書を受け取る児童の背中しか見れないでしょ)、証書を受け取る姿を親も写真に撮れるというので好評だったとか。
 児童は席から後ろに出て花道を通って真ん中の台の前で、みんなの真ん中で証書を受け取る。
 いつからこの形式が始まったのか知らないけれど、これがかつてのA小の卒業式の伝統というかスタイルだった。
 それを、今の校長が着任してから、日の丸・君が代・壇上で証書受け取りの形式に変えたんですよ。いや、変えるために都の教育委員会からきた校長先生だったんです。なんというかその。
 校長が卒業式を変えた年、その年の6年生の担任の先生は涙ながらに、「私達の力が及ばず、卒業式の形式が変わることになりました」と、保護者会で告げられたそうです。
 そして、そういう、ある意味校長にとって「うるさい」教職員の先生達がこの3年の間にどんどん他校に移動してしまい(させられてしまい)、校長にモノをいう先生がいなくなってしまったから、校長が春休み前に教職員に「卒業絵に塗装を施す」旨を説明したとき、「校長、それはまずいですよ」と止める教員がいなくなってしまった結果ではないか、と一部の保護者の間では言われています、はい。 「ある意味、周囲を自分のイエスマンで固めるとこうなる、というサラリーマンの世界でよくある結果と同じなんじゃないか」と言う人もいます。

 私の上の子は数年前に卒業しましたが、妹から小学校の話を聞いて「私の知ってる先生がA小にいなくなってしまった」と嘆いてました。「小学生が入学してから卒業して中学に入って小学校の職員室に顔を出したとき、知っている先生の顔が一人もいなくなってしまう学校でいいのですか」と話していたB先生も移動されていなくなってます。
 今いる先生方(ここ数年の間に来られた方々)を悪く言うつもりはないです。
 卒業式は日の丸形式になった代わりに、別の日に1年から5年が「6年生を送る会」を開いて歌や踊りや朗読などの出し物をする日と、6年とその保護者で「卒業を祝う会」を別の日に設けるなどの工夫をされている。

 それにしても東京都の教育委員会のお題目には「好ましい人間関係の構築」という目標があるそうですが、こういうことをする校長では役員としてとても信頼関係を結べるとは言いにくい。(これから役員としてもっていく話が通じるのかという不安がある。)さりとて、校長退任をせまるほどの問題というわけではない。(これはそういうことを訴えたい人は訴えれば良しということであって、自分はこれ以上PTAに自分の時間と労力を割きたくないという意味で。)PTA本部役員としてはPTAの運営委員会の時間にこの問題で時間を喰うのは勘弁してくれ(私はPTA組織をスリム化する話を進めたいのだ)、ほかの議題に影響しないでくれればいいがと思ったら、そんな薄情な自分を神様はこころよく思われなかったようで、後日間接的に、個人的に別の被害を被りました。泣きました。(それはまた別のファイルで/爆)

神様、この校長をなんとかしてください!!!!(最後は神様ですか>自分)

−その4−
 新聞(ネット)記事と常識的な反応  4月26日(火)学校からお知らせ(全文) 

(05,05,28)

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