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[ヨン様ブームは天の采配か]

k 2004/12/30
今年は韓流ブームだった。
TVの軽いトピックスで、「冬ソナ」で韓国をもっと知りたいと思うようになった中高年の女性達が在日の女性に韓国語を習っている様子を見ていて、ふと、ヤなことを思い出した。

一昨年、昨年、北朝鮮が日本人拉致を正式に認め拉致問題が社会問題として前景化したとき、在日の韓国・朝鮮人に対する日本人の嫌がらせが高じたのは、つい最近までの話じゃないか。
「拉致問題」→「在日韓国・朝鮮人」へと人の目が向かい、関西の方には朝鮮民族学校があるそうで、チマチョゴリで通学する生徒が電車内で罵声を浴びせられた等という話がよくあった。変な言い方だが、それが右翼などを含めた男性等によるものなら、自分の個人的不平不満を弱い者いじめではらしているという見方もできる(もちろん肯定してるわけではないし、ただの偏見)。

が、在日の女子学生が駅で突然、中高年の女性に突然腕をつかまれ、スパイだのなんだのと非難されたといった話も週刊金曜日か何かで読んだ。
 子どもを拉致された老親の悲しみに深くシンクロしてしまった中高年の女性が、ぶつけ先のない怒りを目の前のチマチョゴリの学生に向けたのではないかと想像する。いや、それともやっぱりタダの弱いものいじめかもしれない。

拉致問題はまだ解決されていない。
もしも「冬ソナ」とヨン様が中高年女性にブームにならなかったら、隣国に対する感情はどうなっていたことか。

拉致問題による隣国への負の感情を、「冬ソナ」とヨン様がかなり緩和してくれたんじゃないかと思う。
そんな意味で、ヨン様ブームは天の采配だったのだろうか、などと思ったりの年末。




  男女混合名簿について [1]

k 2004/11/12

11/10のY新聞の声欄に男女混合名簿が行き過ぎの例として挙げていた文を引用する。

「市立公会堂で開かれた中学生の校内音楽会で、男女がまぜこぜで着席してるのが気になった。
帰宅後の子どもに聞けば、生徒達は混合の名簿順に座るように言われていたが、音楽会が始まる前に自分達で席替えを始め、男女別に分かれて座ったのだという。しかし、学校の先生から席替えに対して注意があり、午後は再び混合着席に戻させられたという。」
「客席は薄暗く、隣との距離感もない座席に、両側を異性に挟まれて長時間座ることに抵抗感のない生徒がいるだろうか。違和感や圧迫感を感じながらでは、音楽発表を心から楽しめるわけがない。生徒が席替えしたのは当然ではないだろうか。むしろ生徒に男女の区別を正しく意識させることが必要だと思う」

  (「男女混合名簿が行き過ぎ」に対しては、その後女性や現役の学生から反論が寄せられていた。)
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  男女混合名簿について [2]


私がその投書を読んだとき思ったのは

 「音楽会場で好きな友達同士で好きなように座る」
    ↓
 「演奏が始まって客席が薄暗くなる」
    ↓
 「客席のおしゃべりがとめどなく続く」

そういう頭の痛い事態を防ぐために、先生は男女混合名簿の順で座り直しなさいと指示したのではないか。
そういう困った事態を避けるための座り直しの指示だったのではないか。

投書者は、自分の中学生の子どもから、教師の指示で座りなおしをさせられたと聞いたというが、子どもは(子どもに限らないが)自分に都合の悪いことは言わないので、座りなおしさせられるまえの会場の騒がしさについては親に言わなかったのではないか。「自分たちは友達と楽しくしゃべっていたのに、座りなおしさせられた」とい子どもからの目線ではわからない状況というものもある。
だから、「男女平等の推進目的」ではない理由で男女混合で座るよう言われたのではないかとも憶測できる。

(あくまでも憶測)
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  男女混合名簿について [3]


たかが名簿といえ、私は男女別名簿でもいいから、小中高で、たまに「今年は『女子が先で男子は後』で行事を行う」という取り決めをし、実行するなんてことがあったらいいと思う。

が、実際は男女別名簿だと「男子が先で女子は後」というのが慣例になり、身体検査では男子はいつも、さっさと終わって校庭に出て遊んでいるのを、女子は保健室の窓から横目に見る。女子はいつも後。

投書は「ある高校では、男女混合名簿の順に、男女まぜこぜに眼科検診が行われたという。こうした、性差を否定する教育が、男女混合名簿によって行われていることに、保護者は声を上げるべきではないだろうか」と続いたが、眼科検診で男女混合名簿を使うことは問題ないと思うが...。

少し勇み足の投書のように思うが、投書者は文中で「保護者」という言葉を用い、「父兄」というその年齢の保護者が使いがちな古い言葉を使っていないので、ふだんから、学校や教育問題に目を向けている方のように思う。




   男女混合名簿について [4]

ウチは都内の公立小に子どもを通わせるが、上の子の担任の先生が以前「男女混合と男女別の名簿の二種類を併用してます」と言ったような気がする。

気がする−というのは、運動会などでは男女別の競技だし(徒競走を高学年で混合名簿で行う学校もあるようだがそれはどうかと思う)、私も気にかけなかったからで。

しかし、最後に感心することがあった。

今は子どもの人数が少ないので、上の子のギリギリ2クラス(一学年で43人。1クラスは40人までなので、期せずして少人数学級になっている)という少人数の卒業式のとき。

、卒業証書授与の人数を比べてみれば、自分が子どもの頃に比べ、いまどきの卒業式は大幅に時間に余裕がある。だから、卒業証書を授与され場面で、子どもが壇上に上がったところで保護者の方を向き、私は将来こういう大人になりたいとか、中学に入ったら何をがんばりたいなどの抱負を述べる場が設けられていた。

それが男女混合順だった。(イロハ順か生年月日順かわからないが、男女男女男女ではなく男女ばらけた順番だったような)
私には非常に新鮮に感じられた。

 こういう場面の場合は、男子児童達の抱負の発表(と卒業証書授与)が終了してから女子児童...というより、混合順の方が良いように思う。

k 2004/12/27



[ある裁判と サイトと ウワサと ROM者のつぶやき]


k 2004/12/24
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「11月13日読売新聞記事によると民間養護施設で暴行・後遺症、委託の愛知県に賠償命令

 愛知県東海市の民間養護施設「暁学園」で1998年、入所していた少年(当時9歳)が、別の入所少年4人(当時12―15歳)から暴行を受けて後遺症が残ったのは、施設側と被害者の少年を入所させた愛知県に責任があるとして、施設を運営する社会福祉法人「積善会」と県に約5600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12日、名古屋地裁であった。

 中村直文裁判長は「職員は暴行を防ぐ注意義務があったのに怠った。養護業務の委託を受けた施設の職員は県の公務員に該当する」として、国家賠償法を適用し、県に約3375万円の支払いを命じた。「積善会」への請求は棄却した。民間養護施設で起きた事故への同法適用は珍しいという。
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これはその道の人によると、「千葉県の恩寵園でも、県を相手に国賠法請求をしています。その先例となる、すばらしい判決。」だそうだ。
児童養護施設での職員から児童へまたは児童同士の虐待・体罰事件が珍しくないことや、この判決が他の裁判や今後の養護施設へ及ぼす影響といったものを、ここでは横においておいて、別のことを書く。

民間児童養護施設「暁学園」。
当時の学園長というのが故・祖父江文宏氏で、この方は「子どもの虐待防止ネットワーク・あいち」(CAPNA)の理事長を務めるなど、虐待問題への取り組みで知られた人だった。

児童養護施設業界では高い評価を受けている著名人で、CAPNAの顔でもあった人ですよ。私でも新聞で見て知ってるくらいだから。

それが...、自分が学園長をしている養護施設では不在の状態で、実際には裏園長のような人が施設を取り仕切っていたとか、某サイトによると「暁の職員は全く、県の研修に出てくることもなく(もちろん他の、研究会、学習会も)他の施設との交流もほとんどと言っていいほど、ありませんでした。このような問題が起きるのは時間の問題かと思っていましたが、やっと出ましたね。子供たちのために、本当に良かった。」等のカキコがあったり。

裁判になった子供同士の暴行が突発的に起きた事故のようなものだとは考えにくい。何かの事件の前にはその背景になる日常的な下地があるものだから。(栃木の小山市の兄弟が亡くなった事件でも、それ以前から日常的な虐待があったのだし)。

これは
「会社で業績を上げているお父さんのお家は、家庭内暴力で荒れ果てていた」ということなのか。

「自分の家庭すら治めることができなくて、なにが政治学者だ」と自嘲した大学教授がいたという話を思い出した。


それはともかく(本当はともかくじゃないが)
故・祖父江氏が理事だったCAPNAのほうが、信用を失うのではないか。
というか、ボランティア(有償ボラだろうと無償ボラだろうと)の組織の弱い部分が出るように思う。

故・祖父江氏の関わったのはCAPNA(通称キャプナ)というNPO法人。
「子どもの虐待防止ネットワーク・あいち」の略称です
Child Abuse Prevention Network Aichi (CAPNA)
http://www2.ocn.ne.jp/~capna/ ニュースが出てから掲示板が閉鎖されたまま。 現在リンク切れ

CAPNA自体は、90年代半ばに全国で初めて市民や弁護士により立ち上げられた児童虐待防止ネットワークのグループとして新聞で紹介されるなど知名度も高いだけに、ちゃんと裁判に対する見解を出したほうがいいのに。

山本鈴美香が新興宗教の教祖になったからといって、「エースをねらえ!」の評価が上がるわけでも下がるわけでもないだろうが、この場合(理事長だった人が運営していた施設で虐待が明らかになった虐待防止ネットワーク)というのは、どう考えたらいいのか、当のCAPNAのボランティア・スタッフ達自身が、腰が定まらなくて困っているような気がする。((失礼ながら、以前、CAPNAの掲示板に善魔さんや困ったさんや荒らしサンが現れたときのベタな対応の仕方を思うと、そんな感じがする。)) 残念。

   メモ
CAPNAとCAPとCCAPはたまに混同されることがあるので書いておく。 <(_ _)>
紛らわしいけど混同されては困る。
 
CCAP:Center for Child Abuse Prevention
     子どもの虐待防止センター
CAP:CAP(キャップ)ワークショップ
    Child Assault Prevention=子ども・暴力防止プログラムのワークショップ

ROM (ロム) =Read Only Menber 掲示板を読むだけの人の意

無題


k 12/22
上の子が体育の授業中、小さな将棋倒しのような状態になって、足首を捻挫し、一週間松葉杖状態。
捻挫の治療をした医院の近くにある整骨院で杖だけ借りれたそうだ。

松葉杖を借りたときに整骨院に3000円払い、領収書をもらう。

やっと松葉杖を整骨院に返却しに行く

3000円は預かり金で、その領収書を松葉杖と一緒に整骨院に戻すと、3000円が戻ってくる。(借り賃タダで有難い)


「精神的にたるんでるから事故を起こすんだ」という精神論は好きじゃないが、子どもはマンガの読みすぎで寝不足状態が続いていたところに捻挫したので、(捻挫の2日前に、「眠くて起きれない体調不調」で学校を休み一日寝ていたという大バカ者)「いくら将棋倒し状態の事故でも、他の子は怪我してないんだし、体の調子の悪さが捻挫する理由の3割いや、4割くらいは占めているんじゃないの?」と説教。

ハンカチ落としのゲームをすると、身体のセンサーがきちんと働いているときは、背後に来た人が「コイツにハンカチを落としてやろう」とする気配(というか邪念というか)を察知することができるという。
(by 内田樹「おじさん的思考」だったかな)

上の子はセンサーが鈍っていて、背後に小さな不運の黒いハンカチを落とされても気づかなかった状態とでもいうか。
  ...
(”身体のセンサー”については、他人のことをどうこう言えるのか>自分)



[女の子ちゃんs]


k 2004/12/17
男女平等推進センターにて、S生協の試食会
(↑なんつう恥ずかしくなるような名称...。これは、お役所ネーミングというようなもので、「男女共同参画社会」同様、各自治体にわりとよく設置されている名称で、検索にかけると沢山出てくる)

(右側の色の浅黒い女の子が、自分が子どものとき持っていた3頭身のお人形さんを連想させた可愛さ)
二人でフロアを走り回っていたので、「保育室(絵本やままごとがある)で遊んでいいんだよ」と声をかけたら、「あたしたち、もうミッフィーちゃんの絵本はつまらないの」と、一人前の口をきく。幼稚園の年少か年中さんというところかな。

とはいえ、そのセンターの入り口から100メートルも行かない交差点は、数年前子どもの死亡事故があったところなので、外に出て行かないように、少しの間相手をした。

二人のお母さんたちも私も試食会の参加者ということでもあったので、「お節介おばさん」しました私。



ある朝食時のこと
k 2004/11/18
夫にお金(小遣い)くださいと言われ。

無言で出すと、夫は言うにことかいて「kさん愛を下さーい」ときたもんだ

私はこういう冗談を子どもの前で言われるのは苦手なので無視。

子ども(下の子)はTVのほうに気が向いていたのか、その会話を聞いていなかった。(いや、聞いてないふりをしていたのかもしれない)

軽口をスルーされた夫は子どもに聞いた。

夫 「お母さんは『愛』をくれないんだってさ」
子 「.........」

夫 「...○○(子供の名前)ちゃんの『現実』って何?」
子 「(少し考えてから)...ドラエモンのいない世界」

...おい

k's page - 2


    [ 困ったさんメールのまた続き]

k 2004/12/25
私のアドレスの一つは○○○○@tegami.mail.ne.jpといった感じ。

別の○×○○@tegami.mail.ne.jpさん宛のメールが、打ち間違いで、本来の宛先ではないそのアドレスの私に届いてしまったわけだ。

先のファイルに書いたが、最初に来た間違いメールに「あなたのメールに心当たりはありません」という一行だけの返信を書いた以外、私は何の返信も出してない。
が、彼女は勝手に私を優しい男性だと想定してメールしてくる。
返事を出さないのでもう止まったと思っていたら、ふと、迷惑メールフォルダを見て驚いた。16通目が来ていた。
昨日来たメールの冒頭を引用する。
「正直に体の関係がもちたくてメールしました。あれからもう一回だけ頼んでみようと思っていて今日メールしてしまいました。もう他にお相手見つけてしまいましたか? 云々」
彼女の今までのメールも思わせぶりな内容だったが、今度ははっきり欲求を書いてきた。このメールが、この方から、私への最後通牒であってください。お願い。お願いします。お願い。お鎮まり下さい。
 世の中、出会い系サイトは沢山あるのに、なぜ「私は貴方のメールに心当たりがありません」と書いて返事しただけの、そもそもメルアドの打ち間違いの相手に、ここまでこだわるのか。いや、勝手に幻想を抱くのか。
彼女は 30歳。既婚。子ども無し。専業主婦。夫はあまりかまってくれないよう。スイミングで知り合った彼氏もいるが、しつこいので食事するだけに留めているとか。で、この彼氏宛のメールのアドレス打ち間違いが私のところに来た。
 まるで、虚無を抱えて橋のたもとをうろうろしてるカオナシのよう。すると私は千尋か?対応するべきだったのか?全ての出会いが必然ならば、最初にきちんと断りのご返事を差し上げなかった私が悪いのか?(初期対応の重大性を、すごくよく理解できました。)
それとも、彼女は今話題の「性と生殖のエネルギーを持て余して社会に害を為す」という「オニババ」なのか。
(三砂オニババ論に賛同するつもりはないが、確かにこの方は、文面だけだと性的に満たされてない状態にあるということで。でも満たされてないのは精神的なほうだ、たぶん)
返事を書くべきかとも考えたが、やはり今さら「私は同性です、応えられません」と書いたら、彼女に恥をかかせることになるのでは。逆上するかもしれん。正直、こわい。

どうぞお鎮まり下さい。
自分の道を見つけてください。
貴方の幸せをお祈りします。